「巾木」のおはなし その2
- asami904
- 2月10日
- 読了時間: 3分
ヘイデンインテリアデザインのAsamiです。
群馬県、おそらく雪深いイメージをお持ちの方が多いと思いますが私の住む南部は実はそんなことはございません。
年に一度あるかないか、積もらずとも雪がちらつけば大騒ぎです。笑
今シーズンも降るか降るかと思いつつまだちらつきもしない太田市からお届けします。
さて今回は、何かと邪魔だと言われがちな巾木についてのおはなしの「続き」をしたいと思います。
前回のおはなしをまだ読んでいない方はこちらからどうぞ!
前回は、
巾木とはというところから、その役割や目立たないようにする方法を簡単にご紹介しました。今回はその中から、巾木をまたいくつかご紹介しようと思います。
木製巾木
こちらは最近お引渡しになったお客様のお宅の実際の巾木です。

床色に近い木材で小さな巾木を取付けました。

引きで見たイメージはこちら。
巾木、スッキリしていませんか?
一般的なメーカー品の巾木の半分程度のサイズなので、充分スッキリして見えるかと思います。
特に、床を無垢フローリングにするのであれば、床に近いカラーのコンパクトな木製巾木をおすすめしています。
ソフト巾木(ビニル巾木)
塗装以外でカラバリ豊富、厚みもないので存在感を消せるソフト巾木。
塩ビでできているので、ビニルタイルやクッションフロアなどの床の場合に使用すると一体感が出てより目立ちにくくなります。
シンキチデザインではクリニックや店舗など住宅以外の建物でよく採用しています。
床からの高さも選べるため、車イスの利用が想定されるときは高いものを採用して壁をガードしたりも。
こちらは実際の施工画像。

入り巾木
とにかく巾木をなくしたい!というならば、このように金物を使った入り巾木。
カッコイイですよね…!!!シンプル、シャープでノイズレス。
金物の形状を変えれば、正面から見えないようにしてさらにすっきりさせることも可能です。使用する床材や壁仕上げ材などによりおすすめの納まりは変わってきますので
ご希望の方とはしっかりお打合せさせていただきます。
アルミ巾木・金属巾木
入り巾木にするほどではないけど、シンプルなものにしたい。
でもインテリアテイストによっては「木ではないね」ということもあります。
そんなときはこちら。森田アルミ工業さんのfitbase。
床からの高さが2.5㎝、厚みは4.5㎜(!)のとってもスリムな巾木です。
カラーはシルバーとブラックがあるので、床や壁色・インテリアテイストに合わせて選べます。(森田アルミ工業さん、素敵な製品をありがとうございます!!!)
下の画像に森田アルミ工業さんのHPにリンクを貼っておきましたので、気になる方はぜひクリックしてみてください。
決め手はやっぱり「どう住みたいか」。
前回の記事でも書きましたが、本来巾木には存在する理由があります。
住まいを長持ちさせるため、手間なくキレイを維持するため、ケガを防ぐため…
どんな風に使いたいのか
どんな暮らしをイメージしているのか
一番大切にしていることは?
苦手なことは?
巾木がスッキリしていることだけが正解ではありません。
何を正解とするかは、そこに住む人によって変わります。
事実、インテリアテイストによっては巾木に装飾を持たせた方が似合いますよ!
お客様のライフスタイルや趣味、状況をふまえて
最適なスタイルを見つけていきましょう。
シンキチデザインでは、デザインと使い勝手両面からのご提案をいたします。
お気軽にご相談ください。






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