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「没入感」のおはなし

ヘイデンインテリアデザインのAsamiです。

急に寒くなりましたね!数日前まで半袖で過ごしていたのに、今日はウルトラライトダウンを羽織っています。風邪をひかないように気をつけましょう。


今回は、ヘイデンインテリアデザインが大切にしている「没入感」についてのお話。


没入感とは?



すっかり熱中して、その世界入り込んでいるという感じ浸っている・没入しているという感覚などを意味する語。音楽映画ゲームなどマルチメディア体験形容する際に用いられることが多い。

(weblio辞書より引用)


作りこまれた世界感って、とてもワクワクしませんか?

その世界の一員になったような気分になって、心の底から楽しめる!そんな経験はどなたも一度はあるのではないでしょうか。



美しい雪化粧をした山と木々をより映えさせる空間↑

部屋に入ったらまず、この景色が見えます。オーソドックスな畳と障子、その先にベーシックなデザインのテーブルとチェア。窓は枠の存在感を極力なくしていることで、視線がすんなりと景色に向かうのです。



没入感がわかりやすい例えでいえば、某有名テーマパーク。

ねずみくんが主役の、あそこです。

どこか別の国に来たのではないかというほどの細部までのこだわり、言われなかったらわからない場所までしっかりと作りこまれています。(隠れねずみくんとか。)

もっと何かあるんじゃないか、まだ知らないところがあるんじゃないかと思ってしまいますよね。


いたるところでポップコーンぶちまけ事件が起きているのに、パーク内はとにかくキレイ。

だって、道にゴミがゴロゴロしていたら一気に現実に引き戻されませんか?

そのゴミを〇〇クリーンサービスと書かれた作業着を着たお掃除の方が無表情で竹ぼうきと青いプラバケツを持って掃除をしていたらどうですか?

しかも、「あ~腰がいたい!」「あそこのスーパーでお肉が安かったのよ!」なんて話しながら。





ちょっと現実を感じてしまいますよね。

作業着を着るのも、特売のスーパーの話をするのも悪いわけじゃないんです。

でもふと、「うちの会社の清掃会社さんと同じだ!あ、そういえば明日のプレゼン・・・」と仕事のことを思い出してしまうこともあるんじゃないでしょうか。


ほんの小さなことからも、今いる空間以外のことを考えさせない。

そう、夢から覚めさせない工夫ですね。

デザインだけではなく、そこに置かれるすべてのものまでこだわる。


その工夫で生まれるものこそが、没入感です。



没入感がどうして大切なのか


没入感のあるインテリアがもたらす効果を一言で言うならば

「その空間にいることで幸せになる」です。


どういうことかというと。

まず第一に、調和のとれたインテリアは心地よい空間を作り出すので、とにかくリラックスできます!

また、色彩やデザインが独創的でまとまっていることで創造性を刺激し、アイディアを生み出す力になります。お気に入りのアートや壁紙、細部のデコレーションは気分を高めてくれたりする効果も。

さらに、家具の効果的な配置やデザインは仕事や学習の集中力を高めます。また、無駄な動きがなくなりストレス軽減や時短につながります。


このように、快適なインテリアはその空間への愛着を育み、「もっとここにいたい」という気持ちにさせるんです。



「もっとここにいたい」と思う家に住めたらどうですか?

家族仲がより良くなり、日常生活がスムーズになりそうですね!家で過ごすのが楽しいから、結果的に節約にもなっちゃうかも。







「もっとここにいたい」と思うサロンはどうでしょう?

そろそろ髪を切りたいな、と思ったときに思い浮かぶのは、近所の普通のサロンでしょうか?それとも帰るのが惜しくなる、通っていることが自慢になるようなサロンでしょうか?

もちろん、お客様の優先順位にもよりますが、距離や金額などが同じ条件であれば多くの方が後者ではないでしょうか。



没入感は店舗づくりの最重要項目


没入感がより大切になってくるのは、家づくりより店舗づくりであると

ヘイデンインテリアデザインは考えます。

家づくりは住む人の快適性、お好みが第一優先。(インテリアの観点で、です。)

どんなにかっこよくても、使い勝手が悪いものってあまり使わなくなってしまったりしませんか?すんごく気に入ったデザインで買ったワンピース、背中がチクチクするし洗濯するとしわしわになってしまう。正直着る回数、減りますよね?


家は生活する場所です。

あなたと家族が最もリラックスできて、気持ちの良い空間であるべきです。

なので、私は家づくりでは「統一感」を大事にしてプランしています。


では店舗はどうでしょうか?

エステサロン、ネイルサロン、カフェ。様々な業態はありますが

こちらはやはり「没入感」が第一と考えます。


思わずまわりを見回してしまう。

看板からメニュー、おしぼりやアルコール消毒スタンドまで、

すべてお店のコンセプトに沿ったものしか置いていない。

オーナー様のこだわりが、聞かずとも伝わってくる。

こんなにこだわってお店づくりをする方のサービスが、悪いわけない、そう思いませんか?


実際、ご自身で細部までこだわって抜かりなくコーディネートするサロンオーナー様は、やはり提供する技術にも並々ならぬこだわりがあるものです。

技術の勉強も惜しまず、妥協しない。だからこそサロンのインテリアも妥協せずに、部屋に合うものを集めていくんです。


ただ、ここまでできる方はそう多くはありません。

だってそれは、そのサロンオーナー様の本業は、ネイリストだったり美容師だったり、その施術です。

可愛いネイルを仕上げたり、お客様の骨格や雰囲気に合った似合わせヘアにカットしたり。

その技術に対しては時間を惜しみませんが、本業でないことにまで時間を割いていられない。

インテリアの細部までこだわる技術者の中には素晴らしい技術者は多いですが

そこはイコールではないのです。

そしてその必要もありません。



だからこそプロがいます


エステのプロ、ヘアカットのプロ、ネイルのプロがいるように

インテリアにもプロがいます。


餅は餅屋、とは良く言ったもので。

忙しいオーナー様に代わって、その技術をさらに素晴らしいものにする「ハコ」を

その道のプロに依頼してみませんか?

悩んだり調べたりする時間が短縮されるだけでも大きなメリットです。


こだわりを感じる、没入感のあるインテリアでまとまった店舗は

お客様が自然と写真を撮りたくなります。

そして撮った写真をSNSに上げてくれます。その写真を見た別の方が、「行きたい」と思って来てくれる。つまり、店舗が勝手に集客してくれるんです。

新しくて綺麗である必要はありません。とにかく「没入感」が大切なんです。


ぜひそのお手伝いができればと考えております。

いざという時、思い出していただけると嬉しいです。



最後までお読みいただきありがとうございました!



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