ヘイデンインテリアデザインのAsamiです。
だいぶ間が空いてしまいました。
毎日暑いですね!でも暑い日は夜飲むビールが美味しいです。
今回は、インテリアデザイナーによるエクステリアデザインのお話です。
ありがたいことに最近ご依頼を頂くことが増えてきました。
エクステリアとはいえ家の一部、「空間をどう見せるか」「どう使うか」というところから考えるというのはインテリアデザインと同じですので、楽しくプランさせていただいております。
外構っていくらくらいかかるの?
ずばり皆さん、一番気になるのはここではないでしょうか?
建物もそうですが、価格はどうしても「〇円です」と言い切れないのがつらいところ。
一般的には住宅本体価格の10%が相場と言われたりもしますが、お土地の面積や立地、お土地の状況やどんな風に使いたいかなどによって大きく変わります。
とはいえ3,000万円の家なら300万、そう聞くと外構にかける費用のボリュームゾーンとしては大きく外れてはいないと感じます。
建物自体の金額に加え、目安として考えておくには良いのではないでしょうか。
外構って何が必要?
では実際に、外構計画では何が必要か。
必須と言われるのはこの3つ
・表札
・インターホン
・ポスト
つまり生活に必要な部分ですね。
ここ数年はこれに、宅配ボックスが入るケースも多いです。
エクステリア建材のメーカーさんもこのニーズを汲んで、「機能門柱」という製品を出しています。
必須の表札・インターホン・ポスト(+宅配ボックス)が一つになったものです。
デザインやサイズ、カラーが選べるので、建物の外観に合わせてコーディネートできるのがうれしいところ。
在庫があれば門柱自体をいちから造るより工期が短いのもポイントです。
シンプルなものなら、製品自体は数万円からのラインナップなので、ご予算に合わせて選べます(工事費用は別途かかります)。
とはいえ門柱は家の顔。
せっかくならオリジナリティあふれる、その家ならではのデザインにしたい!という方も多いのでは。
その場合はいちから造りますので、多彩なデザインで対応可能です。
外構ってどんなスタイルが人気なの?
このブログに辿りついた方はもうご存知かとは思いますが…
外構スタイルは大きく分けると3つ。
・オープン外構
:敷地をフェンスなどで囲うのは最低限にし、まわりに開けた開放感のあるスタイル。
・セミクローズド外構
:ほどよく囲い、ほどよくオープン。日本で一番見られるスタイルではないでしょうか。
・クローズド外構
:家の周りをしっかり囲い、出入口にも門扉を設置。防犯やプライバシーに配慮したスタイル。
最近のトレンドとしては、クローズド外構の人気が高まっているかなと感じます。
南側の窓に面して壁で囲った中庭を設け、カーテンのいらない暮らしを希望する方や
防犯面を意識して車を簡単に出せないようにする方、ワンちゃんが自由に庭を駆け回れるように敷地を囲う方などが目立ちます。
と言いつつも、ボリュームゾーンとしてはやはりセミクローズド外構。
隣家との境目はしっかりとフェンスで区切り、道路に面した部分はオープンにして土地を最大限広く使うという方が多いのではないでしょうか。
それぞれのスタイルに特徴があり、使い方の希望によってはそれがメリットデメリットにもなります。
「中庭が人気だから」「みんながやっているから」「インスタで見たから」ではなく
やはりどのように暮らしたいかを主軸に考えるのがポイントですね。
エクステリアデザインを考えるタイミングは?
ついつい最後になりがちな外構計画ですが、実は家と同時に考えるのがおすすめです。
家を建てた方はきっと「配置図」というものをご覧になっているかと思います。
設計側はお客様の土地を最大限活用できるよう計画しますので、このようにお土地の使い方の分かる図面をご用意しています。
中庭が欲しかったり、人目が気になる場合はこの段階でぜひ希望を伝えてみてくださいね。
場合によっては建物の形を工夫することで、エクステリア費用を抑える計画が可能なケースもあります。
門柱やポストのデザインはこのタイミングで決める必要はありませんが、例えば
「どうしてもポストは赤にしたい!」「木のぬくもりを感じる表札にしたい」などがあれば
先に決めるのもおすすめです。ポストや表札からインテリアのコーディネートをしていくのも楽しい家づくりになりますよ。
ぜひこだわってほしい「表札」
昔は家族全員の名前が書かれていた時代もありましたね。笑
最近はシンプルになってきた表札。個人的にここはぜひこだわっていただきたい!
木、真鍮、ステンレス、石、ガラス・・・様々な素材からエクステリアデザインに合ったものを使い、書体もイメージに合わせて選びましょう。
オリジナルデザインで制作してくれるところも多いですし、メーカーのものでも書体は数種類から選べるようになっています。
考えているだけでワクワクしますね。
「名前を入れるのは防犯面でちょっと抵抗が」という方には、番地だけの表札というのもおすすめ。海外などでは番地のみ記載してあることも多いですね。
近所に同じ苗字のお宅があるようなら、苗字と番地をセットにすると誤配も減ります。
(我が家はそうしています)
表札はこういうものだ、というイメージを取り払うだけで、より使いやすくより自分らしい
楽しいエクステリアになること間違いなし!
家づくりと合わせて、エクステリアデザインも楽しく計画できると良いですね。
外構計画もシンキチデザインへ
オリジナルデザインのエクステリア、使い勝手のよいお庭づくりをしたい方
ぜひシンキチデザインにお手伝いさせてください。
一緒に楽しく外構計画を考えましょう。
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